HAL YAMASHITA東京「新和食ライトコース」
長年の友人夫妻と六本木の東京ミッドタウンで会食した。ロンドン時代に知り合い、もう25年以上の付き合いだ。日本に戻ってきてからも東北や西日本などを一緒に旅行したほか、ときどき食事を共にしている。
会ったのは昨年11月の長男の結婚式以来。そのときはイベントだったので、ゆっくりできなかったが、今日はゆっくりした。東京ミッドタウンの「HAL YAMASHITA東京」。初めてだったが、山下春幸氏の提案している「新和食」がどういうものなのか気になった。
頼んだのは人気No1という「新和食ライトコース」(4330円)。やさいたっぷり海老とアボガドのシェフサラダ。それに兵庫県淡路産玉葱ドレッシングをかけていただく。
この店の看板メニューの「神戸牛の雲丹巻き」。実はコースにはないが、別注文で付けることができる。1巻850円。写真ではそれなりの大きさだが、実物はごく小さい。1口だ。ぱくっと口に入れると、実に絶妙な味で、ものすごく幸せに感じる。
神戸牛の中でも極めて少ない「ひうち」と呼ばれる部位らしい。生雲丹との取り合わせが何とも言えない。
単なるポタージュではない。岐阜県産有機干椎茸とコシヒカリのポタージュだ。椎茸が入っているところが面白い。
フル表記すると、春の目鯛の南蛮揚げ、精進野菜と和風シノアの銀餡がけ生姜の」風味。とにかく、南蛮揚げだが、ブドウが入っている。
これは3口くらいで食べられる。