「東京獺祭の会」2016
「東京獺祭の会」(都市センターホテル、平河町2)に参加した。金、土、日の三日間開催。旭酒造(広島県岩国市)の櫻井社長は挨拶で、昨年4月末に本蔵が完成し、6月半ばから稼働し始めたことを報告した。2年半前に行ったときは建て替え工事に取り掛かったところだった。
自動化が進んでいるようだが、重要なポイントは手作りであることは変わらないようだ。とにかく、洗米作業だけでも大変である。「日本酒は人間の五感を使って作るものだ。技術以前に、『おいしいお酒を造ろうという志、意思』が重要だ」と強調した。
今年から会場は着席方式に変更になった。テーブルの上には純米大吟醸「磨き二割三分」と「磨き三割九分」が置かれていた。8人掛けだった。乾杯の挨拶をしたのは六本木の和食店のシェフだった。名前は聞き漏らした。
「磨き二割三分」以外にも全アイテムが日本酒コーナーに置かれていた。「磨きその先へ」「磨き二割三分発泡にごり酒」「遠心分離おりがらみ」などを飲んだ。そのうち何を飲んでいるのか分からなくなった。