『官僚たちのアベノミクス』

 

真筆の動機から語り始めた軽部謙介氏

 

ゲスト:軽部謙介(時事通信社解説委員)
テーマ:『官僚たちのアベノミクス』(異形の経済政策)&その後

・2012年9月自民党総裁選に勝利し、総裁として経済政策を語る。同年12月の総選挙で首相として経済政策を語る。現在に至るまでのアベノミクスを検証した。

・いわばプロセスの検証だが、金融政策をど真ん中に据えた。アドバイザー的な役割を果たした方々を中心に政策がつくられていくことはこれまでほとんどなかった。それが執筆の動機だ。

・アベノミクスは論点の多い経済政策。アベノミクスの評価はあまり前面に出していない。ファクト・ファインディングの必要性。記録性を重視した本。

・政策決定は合成ベクトルに似ている。どんな当事者がどんな力学で引っ張ってその政策を推進しようとしたのか。ベクトル的な発想で考えていく必要があるのではないか。

・安倍晋三氏が自民党総裁になり、総選挙で勝って首相になり、経済政策を霞が関に落とし込んでいくプロセス。これはいったいどういったプロセスだったのか。ここで国家意思が形成されていく過程を考察したいと思ったのが執筆の動機だ。

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