春爛漫を謳歌する桜に降り注ぐ雪は「私を見て」の緊急信号か

 

堂山つつじに積もった雪(午前10時30分頃)

 

雪に降られ可哀想なわが家のカイドウ(午前11時頃)

 

高松小学校の桜3本(午前11時ごろ)

 

近くに寄った3本桜

 

雪の降る春に咲く桜

 

外出自粛要請の出ている3月の週末の日曜日。予報通り、朝から雪が降っている。時間を追うごとに積もっていく。やはり長生きするものだ。満開の桜の上に雪が積もっている。都心でこんな姿を見るのは初めてだ。

2015年には4月8日に都心で雪が降った。桜は既に散っていた。その前は1969年4月17日だった。

3月に雪が降ったことはままある。しかし、桜が3月開花し、それに合わせたように雪が降るのを見るのは生まれて初めてだ。それほど珍しいことだ。

それもこれも新型コロナウイルスと関係しているのだろうか。都立公園は一部で閉鎖され、花見ができなくなっている。それを悔やんだ桜が救急信号を発したのかもしれない。「これだけ一生懸命咲いているんだ。見に来てくれ」と。

気が付けば、桜は至る所で咲いている。全国各地の名所ばかりに咲いているわけではない。身近なところに咲いている。そういう名もない桜も桜である。都の桜ほど雅ではないにしても、見るに値するのである。

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