藤沢周平『蝉しぐれ』のエンディング曲「遙かな愛・・・」(普天間かおり)を聴きながら絵巻のように

 

 

NHKオンデマンドを2月から契約している。月990円(税込み)だ。見逃した辻堂魁の「風の又兵衛」シリーズを見たくて契約したが、ほかにそんなにあるわけではない。これまでも見たいときに契約してきた。

しかし、新型コロナウイルス関係のニュースが番組のほとんどを占めるようになって、それをブログに書くとなると、もう一度しっかり見直す必要が生じた。それでまた契約した。ニュースウォッチ9やNHKスペシャルが中心だ。

たまたまこれまでの番組を見ていたら、藤沢周平の最高傑作と言われる『蝉しぐれ』にぶつかった。同書はこれまで何度も読んだことがあり、このブログでも取り上げているが、NHKが金曜時代劇の形で映像化していたことは初めて知った。

2003年8月22日から10月3日まで全7回シリーズ。17年前の作品だ。牧文四郎を内野聖陽、ふくを水野真紀が演じている。音楽は小室等。脚本は黒土三男。

『蝉しぐれ』再読(2017年8月25日) カテゴリー「読書」
『蝉しぐれ』(2011年4月21日)       同「読書」

エンディング曲は「遙かな愛」(及川恒平作詞、小室等作曲、歌手普天間かおり)が流れていた。私は演歌、艶歌、恨歌として聴いた。普天間かおりの伸びやかな声が心に響く。時代劇らしい曲だ。この曲を聴くためにYoutubeを探していたら、上のような動画を見つけた。

もしも私
生きているのが一年だけなら
春の息吹をうけたらすぐに
花を抱きしめ踊りだすのよ
あなたと一緒に

 

 

 

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