自宅に植えた「ドウダンツツジ」のグラデュエーションを楽しめば何とももはや風流かな
わが家の庭に「ドウダンツツジ」が植わっている。30年程前に土地を買った際、隣家との境をはっきりさせるために植えたものだ。うちでは隣家との生け垣に使っている。大きくなっても3mほどの落葉低木樹で、一度すっかり刈り込んだが、またいつの間にか大きくなってしまった。植物の生育はやはりすごい。
だいたい毎年4月頃に小枝の先に垂れ下がった「つぼ形で白色の小さな花」を付ける。スズランに似た花は可愛らしいが、これが秋にはしっかりと紅葉するのである。
見頃は10月~11月頃。わが家のように暮れになってもまだ紅葉しているものもある。外構工事・庭づくり専門業者「グローバーガーデン」によると、紅葉させる一番のポイントは日当たりだ。1年を通して葉に日が当たる場所を選び、日陰になる場所を避ける必要があるようだ。
・日当たりの良い場所
・昼と夜の温度差が大きい場所
・しっかりした管理(せん定作業も)
一般的に目隠しには常緑樹が使われるが、落葉樹では珍しく適しているのがドウダンツツジだ。混み合った枝を密生させるため、冬の落葉期でも外からの視線を遮ることが可能だからだ。枝葉繊細で華麗でもある。
また玉づくりなどに仕立てても楽しめる。これは萌芽力が強く、刈り込めば刈り込むほど枝が密に発生する性質だからだという。