有馬温泉
最初はケーブルで六甲に戻るつもりで往復切符を買ったが、六甲ガーデンテラスは六甲有馬ロープウエー「六甲山頂駅」のすぐそば。そこまで行っては、有馬温泉までロープウエーに乗るしかない。
ほとんど期待していなかったが、すばらしい眺めだった。六甲山頂と有馬温泉の間をまさに空中散歩する感じだ。12分間。新緑が陽の光を浴びて、実にきれいだった。地上から200mくらいの高さか。秋の紅葉シーズンはまた、違った裏六甲の姿を見られるのだろう。
やってきました「有馬温泉」。温泉場らしい温泉場だ。けばけばしくもなく、しっとりと落ち着いた大人の温泉場。名物・金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)が楽しめる外湯「金の湯」が有名だが、取りあえず、先に行き会った「銀の湯」(炭酸泉・ラジウム泉)に浸かった。いい湯だな。
町内には泉源がいくつかあった。極楽泉源や御所泉源、炭酸泉源など。「妬(うわなり)泉源」には「昔、美人がこの泉源の前を通ると嫉妬してお湯が噴き出したことから、この名がつけられtといわれています」(神戸市)との解説が書かれていた。ほんまかいな。
泉質:金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)
温度:98度
深さ:187m