加速する変化

 東京の自宅でこのブログを書いている。いつもは単身赴任先の神戸で書いているから、何か変な感じだ。どこからでも書き込めるというのは不思議な感覚だ。どこにいても自由自在だ。もちろん、自宅でなくても、旅先だって同じだ。

 急な私用ができて上京した。神戸空港から1時間。空港の出発便ロビーにもインターネットに接続できるパソコンを見掛けた。10分100円のコイン式。昔、アパートの共同台所で10円玉だったか、5円玉だったか忘れたが、コインを挿入してガス器具を使用する装置があった。

 それが今や同じコインを使用するのもインターネット接続である。面白い時代になったものだ。東京に自宅を建てたときにISDN回線を引いた。10年ちょっと前だ。そのときはISDN回線を引くのはとても珍しかった。メールアドレスを持つこと自体、先端を行っていた。

 それなのに、今は何でもメール。どこからでもメール。机上型のパソコンではなくて、むしろ携帯電話によるメールが普通だ。仕事もPCや携帯電話なしでは始まらなくなっている。仕事の仕方自体がガラッと変わってしまった。考えてみれば、ものすごいことである。すごい変化である。

 それが今では当たり前。そんな時代に住んでいる。こういった変化はこれからも加速することだろう。ものすごい時代になっている。これからの変化を考えると、空恐ろしくなってくる。変化のスピードに付いていけない。むしろ、早々と脱落したほうが楽にちがいない。

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神戸日誌

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