「石鑿寺」で紅葉を鑑る
暖冬で今年の紅葉の身頃はいずこも平年より後ずれ。地元の観光協会が設定したもみじ祭りの日はまだピークではないところが多かったようだ。兵庫県丹波市内の「丹波もみじ3山」と言えば、高源寺(青垣町桧倉)、石鑿寺(せきがんじ、山南町岩屋)、円通寺(氷上町御油)。
このうち石鑿寺のもみじを11月25日に鑑賞した。高野山真言宗。足利尊氏の帰依を受けたことで、足利氏ゆかりの寺として知る人ず知る存在だったが、「丹波もみじ3山」と称されたころから、多くの人に知られるようになったとか。
もみじ祭りの行われた11月19日はまだ紅葉はさほどでもなく、境内でドリップ式でコーヒーを淹れていたおばさんによれば、その後の気温低下で急激に紅葉も深まったとか。青葉→黄葉→紅葉と変化することを改めて知った。1本で3色を楽しめる木もあった。