ゆりかもめ
過日、阪神電鉄「尼崎駅」からホテルニューアルカイックに歩いていると、庄下川に架かる鉄管の上にたくさんの鳥がとまっていた。後で、土地の人に聞くと、「ゆりかもめ」だという。
「ゆりかもめ」と言われて思い出すのはお台場に行く際に乗る新交通。正確には「東京臨海新交通臨海線」と言うのだそうだ。運営しているのが「株式会社ゆりかもめ」。神戸のポートライナーも新交通である。東京都の鳥でもある。古典の中で「都鳥」と呼ばれた。
渡り鳥。日本では冬の鳥として知られる。全国の海岸や河川、沼地などに渡来する。かつて環境汚染の進んだ尼崎市も今では大きく改善し、庄下川も鯉や小魚が群れるほど。ゆりかもめの渡来は環境改善の象徴かもしれない。