須磨寺

　須磨離宮公園から歩いて１０分足らず。よく分からないものの、観光的には名所になっている「須磨寺」を訪れた。源平ゆかりの寺だとかで、やけに関連のものが多かった。お寺の上を走る道路からエレベーターで降りてきたの、逆コースのようで、何だか違和感があった。

宗派：真言宗須磨寺派大本山
本尊：聖観世音菩薩

　境内に「源平の庭」がありました。碑文によれば、「寿永３年（１１８４年）２月７日、一の谷合戦の際、源氏の荒武者熊谷直実は、海上に馬を乗り入れ沖に逃れようとする無官太夫平の敦盛を呼び返して、須磨の浜辺に組み討ち、その首をはねた。平家物語が伝える最も美しく哀しい有名な史話である。敦盛は時に年１６、笛の名手であった。その運命の青葉の笛は今も当寺に伝えられている」という。