別役実「場所と思い出」

 兵庫県立ピッコロ劇団第28回公演「場所と思い出」(別役実作、松本修演出)を観た。別役実と言えば、1937年生まれでの劇作家の大御所だが、70歳になっても創作意欲が旺盛で、2003年からはピッコロ劇団の代表を務めている。

 演劇の世界はよく分からないが、別役実=不条理劇だとか。とあるバス停。バスを待つ1人の男が、やってきた街の人々の奇妙な言動に振り回されていく。おかしくて、面白くて、それでいて怖くなる、ブラックユーモアたっぷりの不条理劇。

 4月に東京・俳優座で公開され、6月は地元尼崎のピッコロ劇場で公演。さらに7月にはロシアのモスクワ公演に参加する予定だ。

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