ビーンズドーム

①ビーンズドーム

 兵庫県立三木総合防災公園(三木市志染町三津田1708)は阪神・淡路大震災の経験と教訓を踏まえ、広域防災拠点ネットワークの中核として建設された都市公園。神戸市の北西約25キロの丘陵地帯に広がる。全体計画面積は202.5haと広大だ。開園区域は97haで、なお整備中だ。

 11月3日にオープンしたのはビーンズドーム。センターコート1面、サブコート8面の合計9面の樹脂系ハードコートを備えた日本最大級のドーム型屋内テニス場だという。普通に見ると、土手のお化けみたいに見えるが、空から見ると、そら豆の形をしているということで「ビーンズドーム」と命名されたとか。

 何でこんな所に屋内テニス場なんかと思うが、平時はスポーツの拠点として使われているとしても、いざ災害時には救援物資の集積・仕分け機能、応急活動要員の集結・宿泊施設に変身するのがミソ。

 公園内の「自然・体験の森ゾーン」に位置し、隣接する「スポーツの森ゾーン」には陸上競技場やサッカー場、野球場などが既に完成している。

②兵庫県立広域防災センター(兵庫県消防学校)


 消防職員および消防団員の教育訓練拠点。
③実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)

 「スプリング8」と並んで兵庫県が誇る世界最大の震動実験施設。阪神・淡路大震災級の地震動を模擬し、実物大規模での構造物等の破壊現象解明による耐震性向上等を通じて、地震災害の飛躍的な軽減を図ることを目的としている。事業主体は独立行政法人、防災科学技術研究所。

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