五十番「肉まん」

 神楽坂・五十番の「肉まん」は東京では有名な肉まんだとか。手作りにこだわっている。絞ぼり頭の「肉まん」は関西で言う「豚まん」である。関西では「肉」と言えば、「牛(ぎゅう)」を指すが、関東では「豚」のこと。何だか、こんがらがってきた。

 「五十番」は神楽坂のちょうど中間、坂のてっぺんにお店が位置することから、五十番と名付けられたそうだ。「創業した昭和30年代には30軒以上の料亭が立ち並び、芸者衆も200人以上。当時から五十番の肉まんはたいへんな人気で、お客様のおみやげに、芸者さんの食事用にと、毎晩料亭に出前していた」(神楽坂本店発行のバンバンタイムズ)とか。

 個人的には神戸元町・四興楼の豚まんが一番好きだ。皮が少し甘くて、本当に饅頭を食べているみたい。それに一個180円と安い。2個も食べたらお腹が一杯だ。五十番の肉まんは直径11cm、高さ7cmと四興楼の豚まんより大きく、値段も360円と高い。

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