東池袋大勝軒
東池に
旨いものあり
特もりの
忘れられない
そばの味
山岸一雄
シネマロサを出たあと、遅い食事をしようと、サンシャインを突っ切って東池袋に行った。大勝軒に行った。1年半前(2008年8月20日)に来たときと同じように、店の入口に、会長の山岸さんが座っていた。「特に仕事はないんだ。朝、店に来て、味をみて、それからはここに座っている」
創業店が再開発事業で立ち退きとなり、通り向こうから鉄道高架下のここに越してきて3年になるという。「大勝軒は今や全国に150店にもなった。みんな弟子だ。彼らが本店が欲しいというから、ここに座っている。風邪なんか引かない。むしろ元気になった」。
もりそばを食べる。元祖・つけ麺だ。スープには大きなチャーシュー1枚、メンマ3枚、ゆで卵半個、ノリ1枚が入っている。スープは多少甘め。それに麺をつけて食べる。昭和36年(1961)に東池袋で店を出し、50年になるという。継続することは偉大である。