東京納豆
例によって新宿西口イベントコーナーを横目で見ながら通り過ぎようとしたら、「袋に詰め放題200円」の声。無視しようとしたものの、身体のほうが反応していまった。立っていたノボリを見ると、東京都納豆工業協同組合の食の市だった。
せっかくの機会だから、ビニール袋に詰め込んだ納豆を買った。こんなものは勢いである。店じまい間際だったので、ほとんど売れ切れていた。残った商品の処分売りだった。
もらった「江戸・東京の納豆」というパンフレットには「今から360年程前、朝もやを突いて威勢のいい売り声。納豆売りが初めて出現したのは、ここ江戸・東京です」と書かれてある。別に驚きでもなんでもないが、「納豆は水戸」と思っていたものの、ここ東京にも納豆メーカーが結構あることを知った。