秋の夕景


           (銀座・千代橋辺りから汐留ビル街を望む)
 
 随分寒くなった。秋の太陽はつるべ落としで、午後5時にならないのに、もう立派な夕景だ。8月、9月ごろはまだまだ明るく、残暑にうだっていたのに全く様変わりだ。太陽が日本から遠ざかっていく。あの夏が懐かしいが、また来て欲しいとは思わない。もう少し手加減してもらいたいものだ。

 午前中に新型・旧型の混合インフルエンザの予防接種を受けた。そのせいで体が今一すっきりしない。もう10年以上、予防接種を回避してきたが、昨年来の新型ウイルスの登場で怖気付いた。これまでの常識が通用しないようなことが起こっている。たかがインフルエンザとばかにしていたら、本当に痛い目に遭いそうだ。

 備えあれば憂いなし。しかし、どうせ人間のやることだ。完璧は期待できない。上手の手からも水は漏れるものである。あんまり、がんじがらめに手を打つのも考え物だ。何でもほどほどが良いのではないか。そんな気がしている。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

東京日誌Ⅱ

Previous article

入間航空祭