COFFEE BEANS DAYS

 遅まきながらすっかりポイントカードにはまってしまった。何せ、1回の購入額が小さくてもチリも積もれば山となるで、馬鹿にならないのだ。この日はよく利用するドトールコーヒーショップ練馬駅店でコーヒー豆を買った。買った分のポイントが付くほか、今日は感謝デーで何と10%OFF!。さらに、豆を挽いてもらっている間に1杯サービスしてもらえるのだ。

 マンデリン200グラムの価格は普通760円。感謝デーで1割の80円引きだから支払いは680円。しかし、ブレンドのSサイズをサービスしてもらうと、それだけで200円。ポイントが33付くので合計値引き額は313円。これを760円で割ると、何と値引き率41%だ。ポイントカードを使わないほうが問題だ。

 クレジットカードもマイレージ専用カードに切り替えたし、紀伊国屋書店のカードも作った。意外と馬鹿にならないのがちょっとした化粧品や健康食品、クリーム類。これらも行きつけのドラッグストアを定めた。家電量販店やBookoffのカードだけは結構早くから持っていた。

 自分では非常に先進的な取り組みに目覚めた気分だが、こんなことはとっくの昔から、家庭の主婦なら日常的に誰でもやっていることらしい。自分がいかにこれまで金銭感覚に乏しかったか自己暴露したようなものだ。今から嘆いても遅いが、”逸失利益”はばかにならない。

 ポイント制度に代表される如く、最近は知っていなければ、本当に損をすることが非常に多くなった。携帯電話でも次から次へと新しい割引制度ができて、放っておくと、機種変更などでショップに行って初めて、割高な料金契約のままだったことを知らされたりするものだ。油断もすきもない。

 本人が知らないうちに騙されていることにもなりかねない。知らぬは本人だけということだって大いにある。怖い時代に生きているのである。

 

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