スナックエンドウ

  Livin光が丘店の食品売場で、「スナックエンドウ」を売っていた。2-7月が旬で、今が食べどき。愛知県産だった。珍しくはなさそうだが、意識したのは初めてだった。1970年代にアメリカから日本に入ってきた。豆が成長して大きくなっても、さやが柔らかく、さやごと食べられるのが売りで、甘みも強い。

 元祖は古代ギリシャ・ローマ時代からあった世界最古の西アジア周辺原産の「エンドウ豆」。中身のグリーンピースは食べても、さやは硬くて食べられなかった。昔はこの季節に栽培される野菜の主役だったと思う。畑でもいでそのまま食べたり、豆ごはんにして食べた。このエンドウ豆の進化形だ。

 売場では「スナックエンドウ」だったが、そばに置いてあったJAあいち経済連作成の簡単レシピでは「スナップえんどう」となっていた。「スナックエンドウ」は販売業者の付けた商品名なのに対し、農水省は1983年に「スナップえんどう」に統一したらしい。よく分からない。

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