【田舎のたたみ方研究】庭木の剪定は難しい

田舎の家屋敷は都会に比べ大体が広い。それなりの広さの土地に家が建っており、畑があり、庭木が植わっている。敷地内の草取りとともに、大変なのが庭木の剪定だ。庭師に入ってもらうと、当然のことながら、結構な負担になる。かといって、それを自分でやるとなると、体力との勝負になる。

庭木の剪定は重要だ。2-3年怠ると、枝や葉っぱがおごり、内部の風通しが悪くなり、酸欠状態になるのだ。隣りの樹との間もなくなり、庭はいつの間にか森になる。そうなると、手が付けられない。虫が湧くし、衛生上も良くない。もちろん、外から見た目も良くない。田舎の庭木はどちらかというと、自分たちで楽しむというよりも、部落の住民や訪問者のために存在するようなものだ外の目、他人の目を気にして植えているようなものだ。自宅の中から楽しめるような家屋の構造になっていない。

玄関先の庭

庭は3つある。座敷専用の庭と、玄関先の庭。それに坪庭のような小さな裏庭だ。1つでも手入れが大変なのに、3つもあると気が遠くなる。客人用の座敷に隣接した庭はどういうわけか「前栽(せんざい)」と呼んでいる。

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