2011年8月6日 のアーカイブ

米国債、初の格下げ

カテゴリー: 経済/デリバティブ

2011/08/06  23:00


米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、米国債の長期格付けを最上位の「AAA」(トリプルA)から初めて「AA+」(ダブルAプラス)に1段階引き下げると発表した。同時に、長期的な格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に指定し、一段の引き下げの可能性も示唆した。同社が米国債を格下げするのは1941年の格付け制度開始以来初めて。基軸通貨ドルに裏打ちされた世界で最も安全な投資先の信用に疑問符が付けられた格好だ。

オバマ政権と米議会は先に2兆4000億ドルの財政赤字削減(債務上限は2兆1000億ドル引き上げ)で合意し、それを実行する「2011年予算管理法」も2日に成立したばかり。しかし、S&Pは既に7月17日の時点で米国債を「クレジットウオッチ」に指定し、90日以内に格下げする確率が50%以上あると公表。信頼に足る財政再建には今後10年間で4兆ドル程度の財政赤字の圧縮が必要だとの考えも示していた。2兆4000億ドルの削減では不十分と判断し、格下げに踏み切った。

米国債についてはムーディーズ・インベスターズ・サービスとフィッチ・レーティングスが2日、最上位に据え置くと発表していた。S&Pの格下げ決定で、欧米格付け3社の足並みが崩れた。

AAA  フランス、ドイツ、英国
AA+  米国
AA   スペイン
AA- 日本、中国
A+  イタリア

 

第37回松本ぼんぼん

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き

  17:55


オープニングセレモニー(特設ステージ)

 

「松本ぼんぼん」がどうやら夏祭りであることは分かったが、祭り見物が目的で立ち寄ったわけではなかったので、一体どういう祭りなのかは見当すらつかない。そもそも「ぼんぼん」とは何か。お盆が近いので、ご先祖様をお迎えする祭りかもしれない。それにしても奇妙な名前の祭りもあるものだと思った。実行委員会のパンフを見ると、「午後6時踊り開始」とあった。とにかく始まるのを待つしかない。

オープニングセレモニーを聞いているうちに、何とか全容がおぼろげながら分かってきた。毎年8月の第1土曜日に行われる長野県下最大級の夏祭りで、松本駅東側から松本城にかけて広がる中心街を踊りながら練り歩く盆踊り的イベントだ。今年が37回目で、315連、2万7100人が参加。4年連続で過去最高を記録したという。

長野県では6月30日午前8時16分、県中部を震源とするM5.4の地震があり、松本市丸の内で震度5強を記録。12人が重軽傷を負ったほか、国宝松本城の天守の内壁に10カ所ほどひびが入ったという。3.11東日本大震災以降、同地域では有感地震が増えているらしい。牛伏寺断層が走っているためという。日本国中、本当に安全なところはないのかもしれない。

そして午後6時を期して踊りが始まった。何とも懐かしい匂いが詰まった、それでいて一度聞いたら忘れられないテーマソングが延々と流れ続け、30分ごとくらいに10分程度の途中休憩を挟みつつ、参加者は3時間以上踊りっぱなし。『松本ぼんぼん』は作詞:上野浩、作曲:水谷川忠俊、唄はアニメ「キューティーハニー」の歌手・前川陽子さん。素朴だが、自然と体が動きそうな盆踊りソングだ。

国宝松本城

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き

  15:28


松本のシンボルは松本城。たまたま訪れた6日が夏祭りとぶつかったせいで、祭り見物にきた観光客の城見物と重なり、天守に登る狭く急な階段は大渋滞だった。どうやら、有名観光地・松本城の”渋滞”は恒常的らしい。

松本城は戦国時代の永正年間(1504-1520)初めに造られた深志城(ふかしじょう)のことで、信濃守護・小笠原氏の本城・林城(はやしじょう)を守る支城群の1つにすぎなかった。その後甲斐の武田信玄(出家前は晴信)がこの地を占領し、深志城を信濃支配の拠点とした。弘治3年(1557)の第3次川中島合戦では、この深志城で全軍の指揮を執った。

武田氏滅亡後の天正10年(1582)、本能寺の変による戦国動乱を衝いて筑摩・安曇などの旧領を回復し、深志城の主になったのが徳川家康の支援を受けた小笠原貞慶。貞慶は深志の地を松本に改名し、深志城も松本城となった。

現在みられる松本城の姿の基礎を作ったのは、豊臣秀吉によって同地に入った石川数正とその子・康長。父子は、城と城下町の経営に力を尽くし、現存する5層6階の天守は康長治世の文禄2年から3年(1593-4)と考えられている。現存天守(12)としては姫路城に次ぐ規模だ。

姫路城は壁が白漆喰であることから「白鷺城」と呼ばれているのに対し、松本城の壁は黒塗りの板張り。「黒烏城」(くろからす城)の別称を持っている。「質素にして華麗、武骨にして優美。相反する要素を持つ天守は『国宝』にふさわしい」(HP「埋もれた古城」ということか。

信州そば「こばやし」@松本

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き

  15:18


東京・練馬と兵庫・丹波の2軒の家を行き来する主要3ルート(東名、中央、関越・北陸)のうち、このところもっぱら使っているのは中央道。アップダウンは多いものの、トラックが少なく、山を眺めながら走るコースは気持ちがいい。

いつもの帰路は名古屋から諏訪湖を横目に見ながら小淵沢、山梨、東京・八王子を走るコースだが、今回は岡谷ジャンクションから長野道に分岐し、松本に立ち寄った。お目当ては国宝松本城。でも、その前に腹ごしらえをしておかなければならない。城見物のためにはエネルギーが必要だ。

信州信濃と言えばソバだ。たまたま暖簾をくぐったのは純手打蕎麦「こばやし」(大手4-8-6)本店。店内は古民家風で、そば屋の雰囲気が出ていた。明治末期に北安曇・大町に創業して以来、「手で練り、手でのし、手で切る」技法と蕎麦粉8、つなぎ2で作る味の伝統を、百有余年受け継いでいるという。

本店以外、市内に3店舗を持つ人気店らしい。2枚重ねのもりそばとそばぜんざいを食べる。上品なそばだった。自家特製だしに、自分ですった本わさびを入れてすすった。個人的にはそんなにおいしいとは思わない。松本には「浅田」という名店があるらしい。