信州そば「こばやし」@松本

東京・練馬と兵庫・丹波の2軒の家を行き来する主要3ルート(東名、中央、関越・北陸)のうち、このところもっぱら使っているのは中央道。アップダウンは多いものの、トラックが少なく、山を眺めながら走るコースは気持ちがいい。

いつもの帰路は名古屋から諏訪湖を横目に見ながら小淵沢、山梨、東京・八王子を走るコースだが、今回は岡谷ジャンクションから長野道に分岐し、松本に立ち寄った。お目当ては国宝松本城。でも、その前に腹ごしらえをしておかなければならない。城見物のためにはエネルギーが必要だ。

信州信濃と言えばソバだ。たまたま暖簾をくぐったのは純手打蕎麦「こばやし」(大手4-8-6)本店。店内は古民家風で、そば屋の雰囲気が出ていた。明治末期に北安曇・大町に創業して以来、「手で練り、手でのし、手で切る」技法と蕎麦粉8、つなぎ2で作る味の伝統を、百有余年受け継いでいるという。

本店以外、市内に3店舗を持つ人気店らしい。2枚重ねのもりそばとそばぜんざいを食べる。上品なそばだった。自家特製だしに、自分ですった本わさびを入れてすすった。個人的にはそんなにおいしいとは思わない。松本には「浅田」という名店があるらしい。

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