丹波黒大豆
丹波の特産と言えば、黒豆(黒大豆)だが、そもそも普通の枝豆とどこがどう違うのか。これまで随分食べてきたのに、そんなことさえ分からない。農業をやるにはあまりにもスジが悪過ぎることを改めて悟った。正解は「サヤに生えている毛の色が違う」のだという。枝豆は白っぽい毛をしているが、黒豆や茶豆は茶色い毛をしているとか。
枝豆は大豆の未熟な実のこと。最近は黒豆(黒大豆)を枝豆として食べることのほうが多い。11日朝JAひかみのとれたて市で買ったのも枝豆用の黒豆。枝豆として収穫したのち、すべての葉を取り除く「葉つみ」作業を行い、その後丹波地方独特の深い霧にさらす。そうすると、太陽の光を浴びて育つ黒大豆は次第に乾燥し、豆の形も楕円形から丸形に、色も黒くなる。「丹波黒大豆」の誕生だ。
1週間ほどたって、また枝豆が届いた。見栄えはそんなによくないが、味はいい。食べだすと、手が止まらない。