『日本の論点2012』

「大転換の始まり」

書名:『日本の論点2012』
著者:『日本の論点』編集部
出版社:文芸春秋(2012年1月1日)

勉強会メンバーの薦めで買った。2980円。価格だけをみれば決して安くはないが、内容の密度を考えれば、お買い得なのだと思う。とにかく、年刊論争誌『日本の論点』2012年版には84の論点と84のデータファイルが所載されている。

会社のデスクに立て掛け、お昼のおにぎりを食べながら、その日の気分次第で適当な「論点」を1つ読むのがこのところの昼休みの過ごし方だ。1993年版から毎年11月に発行され、2012年版で20冊目の刊行。なのに、自分で買って読むのは今回が初めて。申し訳ない。

今日は論点1「日本はいつ立ち直るか」について、堺屋太一氏(作家・経済評論家)「第3の敗戦から立ち直る道は、発想・目標・機構の3つの改革である」と曽野綾子氏(作家)「かつての底力いまだ健在-歩むべし、残された職人国家の道」を読んだ。1つの論点について、対照的・対極的な論を並べる編集手法が特徴だ。

 

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