「なんじゃもんじゃ」ってなんじゃ?

まるで綿を被っているような・・・

昼休みに外に出ると、急に激しく雨が降り出した。思わず立ち往生してしまったが、少し待つと小降りに変わったので、みゆき通りを銀座5丁目から南に歩きだした。所用を済ませて社に戻ろうとしていると、銀座アスターの前で街路樹に携帯カメラをかざしている中年女性2人組に出くわした。

カメラの先を見上げると、白色の花が雪をかぶったように咲いていた。木の名前は「ヒトツバタゴ」(一葉タゴ)。木には名札が掛かっていた。別名なんじゃもんじゃ。誰かが「何の木か?」と聞いたのがいつの間にか「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるようになったとか。プロペラ型の白い花が咲いている。しかし、すぐに散ってしまうらしい。みゆき通りはもう5年ほど歩いているが、こんな木があって、それが花を咲かせているのを見るのは初めてだ。

プロペラみたいな花

 

知ったからと言って、どういうこともないが、偶然知ってしまった。知った以上、一応知識として記録にとどめたい。記録したからといって記憶に残るかどうかは別問題。すぐに忘れてしまうかもしれない。ただ、これも出会い。こんな花もあることを知ったことを喜びたい。

このヒトツバタゴだけでなく、ニレ、コレ、イヌザクラ、ボダイジュなども「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるらしい。なんじゃ、それは・・・。

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