「エゴノキ」の花がこんなに綺麗だなんて・・・

木の上のほうに花が咲いていた

 

なかなか清楚で美しい

 

歩道に落ちた花は星のような・・・

 

もう10年以上、毎朝歩いているのに、エゴノキの花にはこれまで全く気付かなかった。頭の中はいつも仕事か、原稿か、藪用かが星雲のごとく渦巻いていて、花鳥風月とは縁のない生活を送ってきたから、四季が変化しても、暑いか寒いか、晴れているか雨が降っているかぐらいしか関心がなかった。

自然の移り変わりに気付くのはせいぜい梅や桜が咲き、紅葉が始まる季節ぐらいだ。それ以外の「その他大勢の樹木」はほとんど視野に入っていなかった。それが、仕事の第一線から身を引くと、それまで気づかなかったものがどんどん視野に入ってくる。そんなものだろう。

今朝、出勤途上、団地の中の雑木林を歩いていて、この木がエゴノキであることを知った。名前は秋に付ける「果実を口に入れると、喉や舌を刺激して、えぐい(えごい)ことに由来する」(ウィキペディア)らしい。

嬉しいことに、この公園の木にはすべて名前を記した札が付いている。ありがたい。そうでなければ、とても分からない。帰宅時に再確認したら、雑木林には本当に色んな木が植えられている。くぬぎ、いぬしで、さくら類、こなら、やまぼうし、しらかし。エゴノキも何本もあった。花が咲いていなければ見過ごしたにちがいない。自宅のシンボルツリーとしても植えている家もあるという。

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