初めてのブルーベリー摘み取り
毎朝、駅まで歩く道の途中は少なくなったとはいえ、まだ農地が残っている。キャベツ畑が多いが、4年前から1つの畑で、果樹らしきものの栽培が始まった。土壌にビニールシート状の黒マルチを張り、等間隔で苗木を植え、水遣りして育てる。いつの間にか、蚊帳のような覆いもかかっていた。3年間それが続いたが、春になって、看板が立った。
高松四丁目宮本園のブルーベリーは7品種170本。2009年の秋に植え付けたものが今年初めて収穫できるようになったのだという。実がなるようになるのは時間がかかる。「桃栗3年、柿8年」という。「もう1年待ったほうがよいと言われたが、よく育ったので思い切って当初予定通り、今年から開園したんです」と宮本正裕さん。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンが目に良い効果をもたらすということでブルーベリー人気は高まるばかり。都内練馬区だけでも宮本園を含め、開園する観光農園が増え、今年は27カ所になったという。
それにしても暑かった。摘み取りするのはせいぜい30分程度。真夏の太陽が照りつけ、目がくらくらしそう。目に良いブルーベリー狩りで、目を痛めたのではしゃれにもならない。1時間足らずで切り上げ、シャワーを浴びて、アイスクリームに乗せてブルーベリーをいただきました。