Nスペ『THE NEXT MEGAQUAKE』

 

南海トラフの震源域

南海トラフの震源域

 

3つのプレートが重なり合う

3つのプレートが重なり合う

 

番組名:NHKスペシャル『THE NEXT MEGAQUAKE』
NHK地上波再放送

7日(日)放映予定のMEGAQUAKEⅢシリーズ(全2回)の予告編的な番組だ。3.11の巨大地震と大津波は非常に多数の観測機器で観測された世界で最初の地震だった。それで捉えられたデータの解析が進んでおり、発生メカニズムが次々に明らかになりつつある。

◍地震発生の数日前から海底と上空で数々の異変が起きていた

◍想定外のプレート境界のずれがアスペリティー破壊の連鎖を引き起こし、地震が巨大化されていった

◍海底の時間差変動が津波を巨大化させた

◍アスペリティーを正確に把握できれば、ある程度地震の発生を予測できる

 

kotobankなどによると、「南海トラフ」は静岡県の駿河湾から九州沖に延びている海底のくぼみ(みぞ=溝=トラフ)のこと。地球の地盤同士が海底でぶつかってできたもので、4000m級の深い溝となっている。非常に活発で大規模な活断層で、過去に安政東海地震(1854、M8.4)、昭和東南海地震(1944、M8程度)、昭和南海地震(1946,M8.0)などのM8級の巨大地震が100~200年ごとに発生している。

南海トラフが連鎖して同時に地震を引き起こした場合、国は地震の規模はM9クラスになる可能性があると想定した。それが「南海トラフ地震」だ。考えたくないが、最悪の事態も想定しておかなければならない。死傷者数は最大32万3000人を予想している。

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