三浦雄一郎・豪太エベレスト登頂記念会見

気持ち良く語る三浦雄一郎氏(隣りは息子の豪太氏)

気持ち良く語る三浦雄一郎氏(隣りは息子の豪太氏)

 

80歳の世界最高年齢でエベレスト登頂を達成したのは確かに偉業だが、会見を聞いて全体像を知れば、「これはビジネス」という印象が極めて強く、感動は少しも感じなかった。会見途中に、安倍首相が同氏に「三浦雄一郎日本冒険家大賞」の創設を提案したことが公表された。

菅官房長官は同賞創設について、「人間の可能性にチャレンジした冒険家で、国民の夢や希望、感動を与えた者の栄誉をたたえる」と趣旨を述べたが、どう考えても参院選を意識した政治絡みの賞創設としか思えない。

ルート概念図

ルート概念図

 

三浦雄一郎氏は70歳(2003年)、75歳(2008年)にもエベレストに登頂しており、今回が3度目。遠征隊は3月29日にネパール到着。その後高度順化を行いながら高度を上げて、4月16日にエベレストの麓5300mのベースキャンプに入り、1カ月後の5月16日より山頂(8848m)を目指してアタックを開始。5月23日に登頂を果たした。

 

 

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