神石高原の秋

神石高原ホテルの日本庭園

神石高原ホテルの日本庭園

 

同上

庭の後方に立地するのがホテルの建物

 

山並みを望む

周囲には神石高原の山並みが広がる

 

お茶をいただく

立礼席でいただいたお抹茶

 

太陽が昇る(翌朝)

太陽がいままさに昇ろうとする(翌朝)

 

目的地は山口県岩国市だが、たとえ着いても東京からだとかなり遅くなる。途中で一泊するしかなかった。神戸や岡山、倉敷、広島などの旅館・ホテルを当たったが、3連休の前日だったので、これはと思ったところはどこも満室で取れなかった。

何とか取れたのが神石高原ホテル(広島県神石郡神石高原町時安)。山陽道を岡山県から広島県に入ってすぐの福山東ICで下りて182号線を北の東城方面に向けて約30分走らせた神石高原町。神石町を含む神石郡4町村の合併(2004年11月)で誕生した町だ。

周囲には標高600mの高原が広がる。11月後半の高原は全山紅葉していた。まさか高原リゾートに宿泊するつもりはなかったが、結果的にそうなってしまった。

すばらしいのは日本庭園「東林苑」。神石高原より眼下に広がる山並みを借景とし、1万坪の敷地を有する。設計者は「足立美術館」(島根県)の日本庭園を手掛けた中根金作氏だという。腰痛持ちなので歩き回るわけにはいかなかったが、実に見事な庭園だ。

庭園内には趣の異なる4棟のお茶室が佇んでいる。そのうちの1つの秀嶺軒でお抹茶をいただいた。秋のモミジやドウダンツツジだけでなく、春はシダレザクラ、夏はサツキやナツツバキ、冬はクロツバキやオトメツバキ四季折々の表情を見せるという。仕事の前だったが、意外なところでくつろいだ。

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