歌舞伎座タワー医療コンソーシアム
腰痛(椎間板ヘルニア+脊柱管狭窄症)で昨年からお世話になっている銀座医院(内科/整形外科)が銀座7丁目の単独ビルから銀座4丁目に6月、移転した。腰痛は去年の9月からだから間もなく1年。そろそろ勘弁してもらいたいが、なかなか放してくれない。薬が切れたので、初めて新居を訪れた。
移転先が「歌舞伎座タワー」(隈研吾氏設計)だった。歌舞伎座は建て替えられ、2013年4月に新たに開業したが、劇場部分とは別に賃貸オフィスビル(地上29階、地下4階)も併設された。
劇場5階の庭園公園はのぞいたことがあるが、タワーには入ったことがない。銀座医院はタワーの16階。どんなところか興味もあった。7階が広いスカイラウンジになっており、そこでオフィス行きのエレベーターに乗り換える。銀座医院は16階の大半を使っていた。丸でホテルみたいな感じ。椅子や設備は真新しく、逆に落ち着かなかった。かなり古びた前の病院が懐かしい。
16階は銀座医院のほか、東銀座クリニック(心療内科、精神科)、銀座キッズデンタルパーク(歯科)、日本調剤歌舞伎座タワー薬局、ビジョナリーサプリメントなどが入っている。これら診療機関を総称して「歌舞伎座タワー医療コンソーシアム」と呼ぶそうだ。
16階は乗り換えフロアにもなっており、その上にもオフィスがある。22-29階はSMBCコンシューマーファイナンスが入居。11-14階はニコニコ動画を運営するドワンゴグループが本社を構えている。7階に「7-ELEVEN」が入っているのはシャレになる。
歌舞伎座まで来た以上、歌舞伎そばを食べないで帰るわけにはいかない。久しぶりに歌舞伎座の真裏にある「歌舞伎そば」で「もりかき揚げそば」(もりかき)を食べた。「ざるかき揚げそば」(ざるかき)を食べるつもりで、自動販売機のボタンを押し間違えた。
海苔が乗っているかどうかで20円の違い(ざるかき490円、もりかき470円)だ。そばの味に変わりはない。 歌舞伎材の建て替え前はかき揚げの数が8個だった。値段は据え置きだが、実質値上げだ。