手術前日は忙しい

手術前説明

やはり図のほうがわかりやすい

 

手術前日は患者も結構忙しい。朝から手術に必要な採血、手術部位の除毛、入浴・洗髪・爪切り、下剤内服、点滴開始と続く。

今回の手術は2期手術。1期手術で造設したストーマ(人工肛門)を閉鎖する「ストーマ閉鎖術」。手術の前には主治医から検査・治療・手術について説明を受け、「検査・治療・手術同意書」への署名を求められる。

体の外に出ているストーマ(小腸)を皮膚から切り外し、それを体の内部に埋め込む。ストーマは直腸・肛門とつながっている。

手術は全身麻酔と局所麻酔が併用される。全身麻酔では中枢神経、主に脳に作用し一時的にその働きを抑える。手術が必要な場所の痛み、感覚を無くすのが局所麻酔で、今回も脊髄を包んでいる硬膜の外側に麻酔薬を注入する。

問題は麻酔による合併症が起きる可能性があることだ。

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