久助ラスク

久助ラスク(東名・牧ノ原SAで)

バウム久助と久助ラスク(東名・牧之原SAで)

 

東名高速を走って、久しぶりに牧之原SA(静岡県牧之原市)でランチ休憩した。浜名湖SAでうなぎを食べたかったが、そこまでお腹が持たなかった。しかし、「和食処 季楽々喜(きららぎ)」に入ると、メニューに鰻重があった。

同じ静岡県だし、不思議ではない。平日の昼下がりということもあって店内は静かで落ち着いていた。中国人ファミリー1組静かに食事していた。外国人旅行客も団体ではなく、個人やグループ旅行の時代に入ったらしい。

食事を済ませて、外に出たら、出店があって、そこで見つけたのがこれ。ラスクは珍しくないが、「久助」という言葉に反応した。袋に「久助-製造工程で、割れたり、欠けたりして正規品になれなかったものたちの集まり」と書かれていた。

店の親父さんによると、「久助」の語源について、「完全なものが『十』なのに対し、少し足りない(欠けている)ので『久(九)』と呼ぶと聞いています」とか。これ以外にも「久助葛」など諸説あるようだ。要はB級品の業界用語だ。

メーカーは株式会社ヤタロー(浜松市)。「治一郎のバウムクーヘン」で有名だが、「楽須久房」(らすくぼう)も劣らず人気らしい。手作りのフランスパンをベースに和三盆糖などをまぶしたラスクもおいしくないはずがない。

 

駿河湾の波(東名・清水PA)

駿河湾の波(東名・由比PA)

 

由比PA(静岡市清水区)は東名唯一の無人PAで、トイレと自販機しかない。しかし、眼前には駿河湾が広がっており、晴れていれば富士山も眺められる眺望スポット。それにしても海の香りは何とも気持ちがいい。津波が押し寄せたら、そんな悠長なことは言っておれないだろうが、取りあえず、良い眺めと香りだった。

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