汗を流すのは何と言っても「温泉」
東京に戻る日の前日。午前中は裏庭、花壇畑、前庭、前栽、坪庭の最終点検をした。借家に出している以上、草ぼうぼうでは客も付かない。完璧を期すことは不可能だが、せめて草を引いたことが分かる程度にはしておかなければならない。
汗みどろで一応の格好を付けた。滞在中の8日間、毎日、少しずつ草を引き続けた。最初、芝刈り機で全体を刈り取り、その後何度も手作業で草を引いた。気の遠くなるような作業。しかも炎天下となると、暑さ対策も必要だ。
その作業も午前中で打ち止めにした。明日はまた、650kmもロングドライブをしなければならない。あまりカラダを酷使して倒れたら、身も蓋もない。午後は鋭気を養うことにした。
そこで午後は、自宅から車で30分ほどのこんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」(兵庫県篠山市今田町)に行った。これまでにも何度も来ている。最近は丹波市内の薬草薬樹公園リフレッシュ館の「丹波の湯」に行くことが多いが、少し時間があったので、こちらに来た。
温泉そのものはありふれた食塩泉で、源泉温度は34.1度。源泉掛け流しは内風呂だけで、露天は循環。しかし、ここの露天は広くて、実にリラックスできる。7月8日から9月7日までは「冷やしの湯」ということで、湯温が下げられていた。
大露天 通常42度前後→37度前後
内風呂 大浴槽 42度前後→41度前後
中浴槽 39度前後→37度前後
源泉 31度前後(変わらず)
入ってみると、体に負担がなく、いくらでも入っていられる。これはなかなかグッドアイデアだ。とりわけ夏場の温泉は長くお湯につかっていることができないものだが、ぬるめのお湯だと、そんなことはない。
施設への取り付け道路にこんなものがあった。これまではそんなに気に止めなかった。確かめてみたら、「源泉スタンド」だった。10ℓ=10円で持ち帰ることができる。自宅で温泉を楽しめる。