和牛は今や世界の「WAGYU」

 

ショーケースの中で熟成中の神戸ビーフ

ショーケースの中で熟成中の神戸ビーフ(ホテルニューオータニ「リブルーム」)

 

和牛の取材をずいぶん長い間続けてきた。和牛と言えば、「日本産」とばかり思っていたが、最近は「外国産」WAGYUが登場し、訳が分からなくなってきている。

日本は独自の「和牛文化」「霜降り文化」を形成し、「こんな進化した文化は世界にはない」と悦に入っていたら、いつの間にか外国でも同じような文化が育っていて、ある日、それに気が付いてびっくり仰天するのと同じパターンだ。

そんな事情を少し掘り下げて取材し、原稿にした。「和牛は今や世界のWAGYU」のタイトルで日本情報多言語発信サイトnippon.comにこの日公開された

和牛の遺伝子を受け継いだ外国産WAGYUでも、今の日本の表示ガイドラインでは「外国産和牛」と表示することはできない。「外国産牛」と表示されるだけ。

神戸牛や松阪牛などのブランド牛は久しく口に入ったことがない。一体誰の口に入っているのだろうか?

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