夜の「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」ショー
夕食を終えて向かったのはマリナエリアにある未来型ガーデン「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」(Gardenz by the Bay)。毎晩、7時45分と20時45分に「OCBCガーデンラプソディ」と名づけられた光と音楽のショーが開催されるからだ。
スーパーツリーが巨大な光のアートとなって、観客をファンタジーの世界にいざなう。人集めのイベントであることは分かっていても、一夜・二夜・三夜限りの観光客にとってはエキサイティングなショーだ。
この日は公園内のステージでライブ演奏されている音楽に合わせて光が演舞した。毎晩行われるというのも観光に賭けるシンガポール政府当局の力の入れようを示している。
面白いのは振り向けば、「マリーナ・ベイ・サンズ」が視野に入ってくることだ。昼も夜も。観光客のカメラの先にあるのはいつもこのホテルだ。そうなると、もはや単なるカジノホテルとバカにはできない。シンガポールそのものだ。