「ビック・オレンジEG1.0」
使い切りボールペン「ビック・オレンジ」を愛用している。使い切りボールペンは1888年にアメリカで発明されたが、マルセル・ビックはその特許を買い取り、フランスに設立したBICで、1950年に世界初の使い切りボールペン「ビック・クリスタル」を発売した。
「ビック・オレンジ」はクリスタルを引き継いだもので、1961年に登場した。ボディーはオレンジ。クリック式など多種多様なボールペンが発売されているが、キャップ式のビック・オレンジは現在も世界中で愛用されているという。
ペンは記者の商売道具だが、1974年に記者になってからずっと使い続けている。当時、BICボールペンが主流だった。それから40年間以上にわたって愛用している。
今や、多種多彩なボールペンが開発され、我が輩の愛用するビックは完全に主流から外れた。もっと機能性の優れた新製品も開発されている。もっとハイカラで、デザイン性の優れた製品も多い。
ビック・オレンジEG(Easy Glide)1.0 。ボール径/筆記幅/芯径が1.0ミリのMedium。0.7ミリのFineもあるが、Mediumのほうが滑りが良い。EGはイージーグライドインク。それでも赤、青、黒の3本を使い分けながら愛用している。3色を1本にまとめたものも登場している。しかし、便利さ、利便性よりも、1本、1本、1本のキャップを外す面倒を掛けるのがまたいいのだ。
豊岡鞄は千年の歴史を誇る日本一の鞄の産地・兵庫県豊岡市で生まれた地域ブランドだ。丹波の実家から車で3時間。城崎温泉の20kmほど手前だ。コウノトリ公園がある。近くに行けば、よく立ち寄る馴染みの町だ。
町も好きだが、鞄も好きだ。1度は豊岡鞄を使いたいと考えているが、まだ実現していない。ハンズに入ったら、そんな豊岡鞄が目の前に現れたのでびっくりした。
「船旅が主流であった昔、富裕層が衣服を美しく運び船の中でもそのまま箪笥として使うために開発された通称「船タンス」は、家具を造る技術と鞄を作る技術との融合から生まれます。
高級木材を芯材とし木材にレザーを縫い付けており、存在感あふれる逸品です。陛下が御外遊される際にも使われることがあります。現在では店舗インテリアとしても使われています」(説明文)