「よく遊び、よく学べ」
ゲスト:イグ・ノーベル賞受賞 東山篤規氏(立命館大学教授)
11月9日@日本記者クラブ
イグ・ノーベル賞は1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーである。日本人の受賞は常連で、2007年以来連続受賞している。受賞は毎年10程度。
2016年に受賞したのは知覚賞(Perception Prize)で、前屈みになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」を実験で示した研究に対して授与された。
「水平垂直」を錯視(さくし)すると、実際より小さく見える。これが研究のスタート。役に立つのかと言われれば、役に立たないと答えるしかない。