サルスベリのせん定
2月4日にせん定したサルスベリはこんな感じだった。高さ2.5mほどで切った。サルスベリは、その年の春から初夏にかけて伸びた枝の先に花を付ける性質を持っており、何とか間に合った。
うちの花は他よりも遅く、例年8月になって花開く。今年はこんな花だった。
「サルスベリの剪定」によると、サルスベリのせん定は年に2度行うのがベストだという。1度目は花が終わった10月下旬ごろ。花殻を放置して実を付けさせると、木の勢いが弱って翌年の開花に影響が出る。花後にせん定することで、ついでに花殻を取り除くことができる。
2度目は落葉期(11~3月ごろ)。花後のせん定で整理し切れなかった枝を整えるのが中心だが、のこぎりを使って樹形を大きく変えたい時や、何年も放置している枝を大胆にせん定するような場合も落葉期に行うようだ。
いずれにしてもせん定に最も不適切なのは早春から初夏。この時期にせん定すると花を楽しめなくなる。風通しが悪いとウドン粉病やカイガラムシの被害に遭いやすい。