秋色の日比谷公園
日本記者クラブで会見を1つ聞いたあと、日比谷図書文化館に寄った。2冊返却し、2冊借りた。
どちらも志水辰夫で、『引かれ者でござい』(蓬莱屋帳外控)と『つばくろ越え』だ。志水辰夫をこれまで何冊も読んできた。現代物が多かったが、あるときを期して志水は時代物に転身したらしい。
志水の場合、話の内容がどう展開するのか最後まで分からないのが気になるが、達意の文章は読んでいて引き締まるものを感じる。
返却後、図書館の周りを散策した。日差しが少しあり、意外と暖かかった。秋色も濃く、冬を迎えようとしている。