千鳥屋宗家/千鳥屋本家/千鳥饅頭総本舗/千鳥屋総本家

 

大納言清澄

 

薄皮をかじると小豆が顔を出して・・

 

大阪に住む義母からお中元をもらった。千鳥屋宗家の丹波大納言清澄だった。厳選された大納言小豆をやわらかく煮揚げ、天日干しの極上寒天を加えて表面のみをうっすらと固めた逸品だという。

千鳥屋宗家(大阪市)と聞いて、それなら千鳥屋総本家(東京)もあるだろうなと想像したら、案の上あった。ほかにも千鳥屋饅頭総本舗(福岡市)、千鳥屋本家(飯塚市)と4つも法人があったのには驚いた。

千鳥饅頭は1927年に福岡市の千鳥屋で誕生したお菓子。ウィキペディアによると、「南蛮菓子の一種である丸ボーロの中に白あんが入っていて、表面の一番上に千鳥の焼印が押してあるのが特徴」だという。

グループ中興の祖・故原田つゆ氏のこどもたちが遺産相続のトラブルを抱え、今やそれぞれが独自路線を歩んでいる。4社中、東京都で暖簾分けした原田つゆ氏の長男が設立した千鳥屋総本家は兵庫県の自動車ディーラー「ジーライオングループ」に譲渡され、原田一族の経営から離脱しているようだ。

千鳥屋総本家はTB管理に商号変更したようだが、駒込本店は残っているもよう。客は「千鳥屋」としか認識していないのかもしれない。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.