BS時代劇「螢草 菜々の剣」
BS時代劇「螢草 菜々の剣」(全7回、日曜再放送)を見た。奉公先の主人公を陥れようとする敵は、父を死に追いやった男だった!原作は葉室麟(はむろ・りん)の『螢草』(双葉社2012年12月、双葉社文庫2015年11月)。
「藩内の不正を正そうとする主人公に危機が迫る中、一風変わった仲間たちの助けを得て、一途なヒロインの戦いが始まる-。
16歳の菜々を演じるのは清原果那。螢草は露草の別称。
菜々は風早家の奉公人で、元は武士の娘。市之進が陥れられ、それを仕組んだのが父を切腹に追い込んだ男だと知った時、市之進と子どもたちを守るため強大な敵に大勝負を挑む。
風早市之進(町田啓太)は風早家の主。乱れた藩政の刷新を目指すが、そのために疎まれ、罪を着せられてしまう。
轟平九郎(北村有起哉)は藩内で隠然たる力を振るう。藩政に異を唱える市之進を巧妙な手口で罪に追い込むが、実は風早家とある因縁があった。」(NHK)
菜々の魅力を中核に、芸達者な脇役陣の見事な演技も楽しめる作品だ。私はこういう作品が好きだ。今は「NHKオンデマンド」で見るしかない。