サイフォンコーヒー@マックモア

 ランチタイムに外に出ることは最近では稀で、大体がおにぎりで済ませている。簡単だし、安いし、手頃で、どこででも気軽に食べられる。忙しいときは自分の仕事机の上で食べることもあるが、大体は資料整理用のテーブルで新聞を読みながらいただく。時間もゆったり流れるおにぎりタイムをこよなく愛してもう2年になる。

それでもときには外に出たくなるものだ。今日は誘われて、築地市場の場内に行った。中栄でビーフカレーを食べる。キャベツをたっぷり添えた大盛りカレーだ。これで500円だからお値打ち価格だ。それにしても場内の寿司屋はなぜああも高いのだろう。それでも行列しているのだから不思議だ。

食後、これまた久しぶりに場外のマックモアでコーヒーを飲んだ。この店は中落ち定食で有名だが、コーヒーも悪くない。最近少なくなったサイフォンで淹れている。なぜサイフォンで淹れる珈琲店が少なくなったのだろう。そう思ってネットで調べた。同じような疑問を持った人がネット上で質問していた。それへのベストアンサー。

「サイフォン式は、熱いガラスに珈琲が抽出されるため、コーヒーの一部が煮込んだようになり、良く言えば角が取れてまろやかな、悪く言えば、はっきりしない味になる。ペーパードリップ、ネルドリップのほうがコーヒー豆の個性が出るように思う。サイフォンの扱いがうまい人なら、うまく淹れられるが、そうでないと返って難しい。味と手間の点ではドリップのほうが優れているのではないか」

味はひとえに個人の好み。私はマックモアのコーヒーが好きだが、淹れる人の扱いを見ていると、やはりドリップに軍配を上げたい気分になってきた。とりわけ、神戸・元町の「はた珈琲店」のドリップが恋しくなってきた。

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