寒ボケ
わが家の庭でボケの花が咲いている。去年は正月を丹波で迎え3日に東京に戻ってきたらもう咲いていた。恐らくもっと早くから咲いていたのにちがいない。今年は5日に戻ったときにはまだ蕾が固かった。今年の冬は記録的な寒さだからだ。2月に入ってやっと開花した。
Atsushi Yamamoto氏のHPによると、ボケはバラ科のボケ属。中国原産で、11月頃から4月頃に咲く。冬に開花するボケを特に「寒ボケ」と呼ぶそうだ。名前の由来は「実が瓜のような形なので、木瓜と呼称。呼び方が次第に『もっけ』→『もけ』→『ぼけ』となった」(『ぼっくわ』→『ぼけ』説も)という。
特に植えたつもりはない。鳥が運んできた種子をなぜかわが家の小さな庭に落とし、それがいつの間にか根付いた。自然の営為だ。去年植えたばかりのしだれ梅の蕾はまだ固い。こちらはいつ咲くのだろうか。待ち遠しい。