近江ちゃんぽん@多賀SA

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名神・多賀SA(滋賀県)で遅めの昼食を摂った。食べたのは滋賀県代表B級グルメの「近江ちゃんぽん」(並盛730円)。こんなところで、ちゃんぽんが食べられると深く考えずに注文したが、出来上がってきたちゃんぽんの澄んだスープ、あっさり和風味にびっくりした。「長崎ちゃんぽん」とは丸で別物で、どうみても野菜ラーメンとしか思えなかった。

後でよくよく店の宣伝コピーを読んでみると、「近江ちゃんぽん」の「特徴はベースの和風の和風だしに豚肉とたっぷり野菜を入れて煮込んだスープ」にあるらしい。「ところ変われば、品変わる」とはよく言ったものだ。関西では強い支持を得ているようだが、私にはおいしいと思えなかった。食べ慣れればおいしく思えるようになろうのかもしれないが・・・。

「近江ちゃんぽん」を展開するちゃんぽん亭総本家は昭和38年(1963)に滋賀県彦根市に開業した『麺類をかべ』という食堂が始まりらしい。それから県内全域に広がり、ご当地B級グルメの地位を獲得。さらには京都、大阪、兵庫、岐阜、愛知、静岡にまで店舗を拡大している。関西では有名なブランドだという。

同社HPによると、麺・スープ・具材のほか、調理方法・食べ方も違う。

▼長崎ちゃんぽん
 麺:小麦粉に唐灰汁(とうあく=90%高濃度炭酸ナトリウム、食品衛生法上は「かんすい」扱い)を配合した中華麺
 スープ:豚骨や鶏がらダシの白濁スープ
 具材:海鮮
 調理方法:中華鍋で炒めて作る

▼近江ちゃんぽん

 麺:小麦粉に「かんすい」(90%高濃度炭酸カリウム)を配合した中華麺
 スープ:黄金色の澄んだ和風スープ
 具材:海鮮なし、野菜たっぷり
 調理方法:1つ1つの具材をスープで煮込む

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