Q7フォトスクール受講

講義で撮った教材

講義で撮った教材

 

「PENTAX Q7」を買ってまもなく2カ月。写真はこれまで携帯カメラやデジカメで済ませてきた。写真は写ればそれで良いと考えてきたからだ。しかし、少しずつ欲が出て来て、できるならばもう少しちゃんと写った写真をみたいと思うようになってきた。

最初に買ったデジカメはズーム機能も付いていて、ずっとそれに満足していたが、次に買った同じカシオの「EX-TR10」にはズームが付いていなかった。自分撮りが簡単にできる点が気にいって買ったが、まさかズームが付いていないとは思っていなかった。付いていて当たり前だと思っていたら、そうではなかった。

記者会見などで顔写真をよく撮るが、ズームがないと非常に困る。顔のアップはまず無理。会見中にそのために前に出て撮ればよいのだが、カメラマンならともかく、ペンの人間にとっては結構面倒臭いものだ。

ずっと我慢してきたが、やはり顔写真を撮る以上、その人物の表情も捉えたい。カメラマンがあれだけシャッターを切るのも、あれだけ近くでレンズを構えるのも被写体が見せた一瞬の表情を捉えたいがためだ。自分が切り取った一瞬の表情の中に、被写体の個性が表れていると考えるからだ。

表情もぼやけた写真では現場にいた証拠写真以外の何物でもない。芸術写真とまでは言わないまでも、人を写したことにはならない。自分のブログならともかく、報道写真としては使い物にならない。

そしてとうとう買った。買った翌日に洋上風力発電所の取材のため福島県いわき市に出掛けた。むしろそのために買った。しかし、結果は無残だった。使い物にならなかった。1カ月後の山口県岩国市での取材でも使った。しかし、これもひどかった。一緒に持っていったデジカメでカバーするありさまだった。

愕然とした。カメラに任せておけば、馬鹿でもきちんと撮れると思っていた。「AUTO」でも失敗するとは何事かと自分に激怒した。悔しくてならない。それで勉強しようと考えた。いつまで興味が持続するか分からないが、とにかく一から学ぶしかない。それで「Q7ではじめよう!PENTAX Qシリーズ 使い方講座」を受講した。

会場はリコーイメージングスクエア銀座(三愛ドリームセンター8F)。PENTAXと言えば、昔は旭光学だったが、リコーに買収された。

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