綿の木を見つけた

こんなところに綿の木が・・・

こんなところに綿の木が・・・

 

もう15年以上通っている最寄駅への道でこんなものを見つけた。どう見てもそれは綿の木だった。ある事業所の道路際というか、電信柱のそばに咲いていた。1本だと思ったが、3本だった。触ってみると、綿の懐かしい感触だった。花が咲いて実がなって、それが弾けたところなのだろう。

誰がいつ植えたのか。いつもはトラックが何台も止まっていることが多く、そんなに目をとめることもなかった。ずっと歩いていたときはもっと目に止まることも多かったはずなのに気づかなかった。気づいてもそれに構う時間的ユトリがなかったのかもしれない。

腰痛が発症して、今は自転車で通っている。それなのに目に飛び込んできた。もちろん、気づいたのは綿が咲いていたからだ。昔は綿と言えば、フトンの代名詞だった。しかし、今寝ているのは綿ではなく、羽毛だ。世の中も変わっていく。だから、綿の木も見捨てられたのだろうか。

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