「丹波竜」のふるさと
丹波市山南町を流れる篠山川の河床に露出する篠山群層から竜脚類(草食恐竜)の化石が発見されたのは今から8年前の2006年。発掘された尾椎や血道弓の化石はこれまで発見された竜脚類の化石とは異なる新族新種であることが判明した。
この結果、新恐竜の学名は「Tambatitanis amicitiae」(タンバティタニス・アミキティアエ)と名付けられた。国内の恐竜化石で学名が付くのは5例目となった。
この日、たまたま近くを通り掛かったので、発掘現場を再確認した。これまでに何度か訪れている。現場は「旧上久下村営水力発電所跡地」のさらに一段低くなった川床。確か、この建物もあったが、今回すっかりリフォームされ、内部が記念館になっていた。