紙飛行機は楽しい

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彼女たちも選手!?

 

参加無料の教室で作った紙飛行機を飛ばすファミリー

参加無料の教室で作った紙飛行機を飛ばすファミリー

 

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紙飛行機のメッカ「武蔵野中央公園」(東京都武蔵野市)

 

紙飛行機教室で作った「おえかきプレーン」

紙飛行機教室で作った「おえかきプレーン」

 

第20回二宮康明杯全日本紙飛行機選手権大会の決勝大会が11月2日、東京都武蔵野市の武蔵野中央公園(武蔵野市八幡町2)で開かれた。JR三鷹駅からバスで10分ほどの、東の井の頭公園、西の小金井公園にはさまれた10万㎡の比較的こじんまりした都立公園だ。

戦前は中島飛行機製作所の工場があったという。戦後は米軍の住宅地だった。テニスコート以外は草の生える大きな原っぱの広がる飛行機工場跡地で、紙飛行機を飛ばすのは因縁を感じさせる。

二宮康明氏は紙飛行機設計70年以上の世界的権威。オリジナル設計機は、2500機を超える。1967年第1回国際紙飛行機サンフランシスコ大会で滞空時間、飛行距離の部門でグランプリを受賞した紙飛行機の草分け。工学博士だ。

今年8月2日、彼の講演を聞いて、紙飛行機に関心を持った。小学生時代に、プラモデルの飛行機に熱中した時期があって、強い郷愁にも囚われた。退院直後でもあり、行けるかどうか怪しかったが、息子ファミリーがピクニックを兼ねて付き合ってくれた。

練馬区の自宅から車で30分程度の手頃な距離だった。10時に公園に着いたら、決勝大会は既に始まっていた。規定種目に応じた滞空競技が行われていたが、門外漢にとっては競技の内容がよく分からない。結局、最後まで分からなかった。

滞空時間の長さを競う競技らしいが、実際にどのように競技を行うのかはよく分からなかった。実際に参加しなければ理解できないのかもしれない。ただ、競技はそっちのけで、空いた原っぱで紙飛行機を飛ばすのは予想以上に楽しかった。

特に無料で参加できる紙飛行機教室が開催され、そこスタッフの助言を受けながら、自分で紙飛行機を作り、それを実際に飛ばす。自分で作った飛行機をすぐに飛ばすことができるというのは楽しいのだ。

大人の自分でも楽しい。まるで子どもに戻った感じだ。4歳の孫や2歳半の孫も結構、楽しく飛行機に触っていた。

教室で組み立てたのは「WINGS PLANE」(ウイングスプレーン)。発砲素材の「スチレンペーパー製」だ。

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