IT Japan2015
フリーになった。取材の種を仕込む意味もあって日経BP社セミナー「IT Japan 2015」(7月8日~10日)を受講した。同社が2002年から毎年、企画・開催しているもので、今年のテーマは「デジタル経営革新の幕開け」。会場はホテルニューオータニ(東京都千代田区紀尾井町)。ここへ来るのは久しぶりだ。
「デジタル」と言われても、「アナログ」との比較で知っている程度。分かっているようで分からない。しかし、IT活用がこれからの経営を制することぐらいは私は経営者でなくても何となく分かる。ただ、「デジタル」の実態は分からない。分かりたい。
NTTデータの岩本敏男社長は講演で、「ITの潮流は2013年のSMAC (Social Service、 Mobile、 Bigdata Analysis、 Cloud)からデジタル一色に変わった。つまり、SMAC×IoT(Internet of Things)だ。インパクトが全く違う」と述べた。
IoTとはあらゆるものがインターネットにつながり、人々の暮らしや産業の姿を変える「モノのインターネット」のこと。とにかく、自分の住む社会や自分の取り組んでいる仕事が劇的に変化しているのは実感している。それがデジタル革命。
分からないことだらけだが、とにかくワクワクするようなことが今まさに自分の周辺で起こっていることだけは確か。とんでもなく面白い時代に生きている。これが楽しまないともったいない。